いらなくなったエアコンはスクラップ？買取可能？廃棄する前にやっておくこと

エアコンは夏の暑苦しさを心地良い風で癒してくれる生活必需品です。しかし、いざエアコンを手放そうと考えた時に「まだまだ使えるのに捨てるのはもったいない」「スクラップにするしかないのだろうか…」と頭を悩ませるのが廃棄方法ではないでしょうか。この記事ではエアコンの処分に関する不安や疑問を解消し、よりお得に廃棄できるコツを掲載しています。

不要になったエアコンはスクラップ扱い？お得な処分術

引っ越しや新しいエアコンへの買い替えなど、いらなくなったエアコンの処分方法で悩んだ経験はありませんか？リサイクルショップで買い取ってもらえないエアコンは、自治体や不用品回収へ引き取りを依頼する方が多いと思います。

しかし、買取値が付かないほど古くなったエアコンでもスクラップとして売却できる場合も！不要なエアコンをお得に処分できるようポイントを押さえていきましょう。

古いエアコンをスクラップにするワケ

エアコンのなかにあるエアコンラジエーターは、羽の部分がアルミニウム、配管は銅でつくられています。ラジエーターは室外機で1割、室内機になると2割ほどの重さを締めているため、スクラップにすることで価値が上がることもあります。

また、アルミニウムや銅はリサイクルされて再利用されるので、エアコンが壊れていたり汚れていたりしても買取に影響しないのがうれしいですね♪

業務用エアコンが中心となって取引されているなか、家庭用エアコンの引き取りを行っているスクラップ業者もあります。また一般的な買取業者では断らてもらえない…」と諦める前に相談してみましょう。

エアコンをスクラップにした時の相場

では、スクラップにするエアコンの買取価格はいくらになるのでしょうか。

家庭用ルームエアコン（室内機・室外機セット）で4,000～5,000円ほどです。もしくは30～40円/kgが相場になります。

どんなエアコンでも無料回収してくれるのがスクラップ業者の魅力です。しかし、取り外しまでは行っていないところもあるので、ご自身で取り外すかエアコンの取り外し作業に対応している大手業者へ依頼することをおすすめします。

リサイクル法に基づいて再利用する業者ばかりなら良いのですが、なかには価値の高いパーツだけを抜き取って他の業者に転売するスクラップ業者も存在するため、業者選びには注意が必要です。買取の目的をきちんと示している良心的な業者を探しましょう。

専門の買取業者に依頼したほうが安心で手間いらず！

エアコンの処分をスクラップ業者に依頼するよりお得で簡単な方法があるのをご存じでしょうか。実はリサイクルショップや専門の買取業者に買い取ってもらうほうがお手軽に売却可能です。

エアコンの買取相場

2～3年落ち中古エアコンの買取相場は以下の通り。

• 10畳以下1～4万
• 20畳以下3～7万
• 20畳以上5～10万

製造より2～3年前のエアコンだと高額買取してくれるところが多いようです。
人気メーカーや容量によって買取金額がアップする可能性もありますよ。

買取方法は主に3パターン

出張買取

ホームページに記載された電話や問い合わせフォームから申し込むと、指定日時に買取専門スタッフが来てくれます。エアコンの査定から搬出までおこなってもらえるのがうれしいポイント。自宅にいながらエアコンを売却できますよ♪

宅配買取

事前に製造年月や型番を伝え概算金額を教えてもらった後、着払いでエアコンを発送します。忙しくてなかなか時間が取れない方におすすめです◎

持込買取

エアコンを直接店頭へ持ち込むと、鑑定士がていねいに査定してくれます。担当者が不在の場合もあるので、事前に連絡した方が良いでしょう。

リサイクルショップでは、主に製造5年以内で状態の良いエアコンの買取を行っています。年式を指定しているところが多く、古くなったエアコンは買い取ってもらえないことも。使用しないのであれば、放置せずにすぐ売却するよう心がけましょう。

使用年数が10年以上経過した古いエアコンの処分でお困りの方には、エアコン買取専門店がおすすめです。エアコンに関する知識や買取実績が豊富なうえ独自の販売ルートを確保。修理やクリーニングを行ったエアコンをリユース品として市場に送り出しているため、商品の回転が速く高額買取につながりやすいのが魅力です。

あまりにも古いエアコンや汚れがひどいエアコンなど、一部買い取ってもらえないものもあるので、買取可能か気になる場合は直接お店へ問い合わせることをおすすめします。

まとめ

エアコンがいらなくなったからといって、すぐに廃棄やスクラップを考えるのはもったいないことを紹介しました。業務用エアコンや大量買取を行っているところもあるので、まずはぜひ買取を検討してみてください。リサイクル料を支払うよりも手軽でお得に使わなくなったエアコンを処分できるかもしれませんよ。