引っ越しの際エアコンを持っていったほうがいい？置いていったほうがいい？

新居へ引っ越しが決まった時、電化製品や大型家具を買い替えるか悩みますよね。なかでも取り外し費用や業者への連絡など、費用も手間もかかるのはエアコンではないでしょうか。「気が付いたら引っ越し当日になっていて不要品も新居に運んでしまった」なんてことがないよう、これまで使ってきたエアコンの扱い方について考えていきます。

引っ越しの際にエアコンを持っていった方が良い場合

まだまだ使える新しい年式のエアコンは持っていこう

家庭の中で一番消費電力量が多いエアコン。新しいモデルほど省エネ効果があり電気代を節約できるので、比較的新しい年式のエアコンをお持ちの方はそのまま使い続けるのがベストです。また、移設工事と同時にエアコンクリーニングをお願いするのも◎自分では落としきれない内部の汚れまでしっかり洗浄してもらえるため、引っ越し先でキレイな空気を味わうことができますよ♪

新居にエアコンがついていない

エアコンは快適な室温で生活するために必要不可欠です。転居先に設置されていない場合は今使っているエアコンの移設をおすすめします。取り外し・取り付け工事費用はかかりますが、新しくエアコンを購入するコストは抑えられます。

また、工事機材が必要なうえ時間もかかりますが自分で取り外すことも可能です。ネットを使って情報を収集できるので、DIYが得意な方や移設費用を節約したい方は試してみてはいかがでしょうか。

移設工事について

新居にエアコンを持っていくためには取り外し・取り付け工事が必要なので、工事費用は両方の工事費を合わせた金額がかかることになります。エアコンの移設をお願いできる業者として引っ越し業者やエアコン専門店が挙げれますが、料金設定やサービス内容はさまざまです。電圧の切り替えや運送、配管取り付け、コンセント増設など場合によっては標準工事内で収まらず、オプション工事が必要になることも。移設工事の相場や業者の特徴をチェックし、納得したうえで依頼するようにしましょう。

引っ越しの際にエアコンを置いていった方が良い場合

大家さんや管理会社の許可があれば置いていってもOK

「転居先にエアコンがついているため置いていきたい」「新居に引っ越すタイミングでエアコンを買い替えたい」など、古くなったエアコンが不要になってしまうこともあります。しかし借主には「原状回復義務」があるため、原則的に不要品を残したまま引っ越しすることはできません。大家さんや管理会社が許可した場合は、置いていくことも可能なので「エアコンを取り付けた状態で退去してもいいのかどうか」「どこまで原状回復しなければいけないのか」など、気になることをまとめてから問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。

勝手な判断で置いていくのはNG！

退去時は原状回復が基本ですので、新品同様のエアコンであっても取り外して持っていかなければいけません。売却する物件であればそのまま置いていっても問題ありませんが、賃貸では話が変わってきます。トラブルを防ぐためにも、自分で持ち込んだものはすべて撤去してから退去しましょう。

エアコンが不要な場合は買取に出してみよう

引っ越し先でエアコンを購入すると「古くなったエアコンは処分するしかない」と考える方が多いと思いますが、実は買取業者に売却することも可能です。費用がかさむうえ面倒なことが多いエアコンを廃棄処分する前に買取を考えてみてはいかがでしょうか。たとえば、エアコンの買取を専門としている業者だと独自の販売ルートを確立していたりメンテナンスやクリーニングを自社で行っていたりするので、製造より10年経った古いエアコンも買い取ってもらえます。

このほか、経験豊富な買取のプロが一点一点ていねいに査定してくれるお店や不要品をまとめて引き取ってくれるお店、出張買取を行っているところもあります。お店によって特徴が違うのでご自身に合った業者を選びましょう。取り外し費用も抑えられるうえ、リユース品として必要としている方に再び使ってもらえますよ♪