エアコンは宅配で買い取ってもらえる？通販で下取り依頼する際の注意点

厳しい暑さを乗り切るために必要なエアコン。室内を快適な温度に保ってくれる家電ではあるものの、家電リサイクル法により処分の取り決めが厳しくなったため、いざ捨てようと思っても簡単に廃棄できないのがネックです。「エアコンを買い替えたいけれど捨てるにはもったいない」と思うのであれば、買取業者に依頼しましょう。エアコンをかしこく売却できるよう、買取の知識や注意すべきポイントをご紹介します。

通販を利用したときにいっしょに下取りしてもらう

昨今では通信販売でもエアコンを購入することができます。お店によっては、古いエアコンを下取りとして引き取ってくれる場合もあります。下取りに出す場合は、エアコンのメーカーや製造番号、付属品の有無なども聞かれるので通販で購入する場合も準備はしておきましょう。

ただエアコンを通販で購入する場合、古いエアコンの取り外しや取り付け工事は別業者に依頼しなければならないこともあるので、気軽に購入できるとはいえこの点は注意が必要です。では下取りに出せず、エアコンが不要になってしまった場合はどのようにすればよいでしょうか。

不要になったエアコンの売却方法

使わなくなったエアコンを売却する手段として以下の買取方法があります。

• 持込買取
• 出張買取
• 宅配買取

ここからは、各買取方法のメリットやデメリットについてわかりやすく解説します。ぜひ自身の都合やライフスタイルに合わせた方法を見つけてください。

自分で持ち込む

取り外し済みのエアコンを直接お店に持ち込み、その場で買い取ってもらう方法です。運搬費や送料がかからない分、査定額がアップする可能性も♪

しかし、エアコン本体は平均して10キロ、室外機になると30キロほどの重さがあります。エアコンを運ぶのは重労働ですので、近隣にお店がある方に限られた買取方法ともいえます。

業者に出張してもらう

都合の良い日に合わせて自宅まで来てくれるのが出張買取です。その日のうちに査定から搬出まで行ってもらえるうえ、業者にすべておまかせできるのが魅力◎

簡単にエアコンを売却できますが、査定額から出張費や運搬費を差し引かれることもあるので、別途支払いが必要かどうか事前に確認することをおすすめします。

宅配便を利用する

宅配買取は、子育てやお仕事などでなかなか時間が取れない方や遠方に住んでいる方にぴったりの方法です。メールや電話を使ってエアコンの状態を伝え、大まかな査定額に納得したら梱包・発送します。本査定が終了後、買取金額を指定した銀行に振り込んでもらえます。

しかし概算見積より買取金額が下がってしまうこともあるため、高価買取を希望している方にはおすすめできません。また査定額に納得いかない時はキャンセルできますが、送料の設定はお店によってさまざまです。よりお得により気持ちのいい取引ができるよう、お店選びは慎重に行いましょう。

宅配買取を利用するときの手順

エアコンの概算金額をチェック！

「今まで使っていたエアコンを買い取ってもらいたい」と思ったら、まずは買取業者に連絡♪WEB窓口や電話から問い合わせると、大まかな見積金額を教えてもらえます。またLINEを利用した査定を導入しているところも増えており、誰でも気軽に利用できるのが魅力◎

査定には製造年や型番などの情報が必要なので、あらかじめ準備しておくと良いかもしれません。

エアコンを梱包

買取金額に納得したら、エアコンを緩衝材でしっかりと梱包しダンボール箱に詰め、集荷依頼か持ち込みで発送します。なかにはダンボール箱や緩衝材が揃った宅配キットを用意しているお店や梱包から輸送まで宅配業者におまかせできるお店もありますが、査定額をアップさせるには自分で梱包するのがベストです。運搬中にエアコンが破損しないようていねいに梱包しましょう。

本査定

お店にエアコンが到着したら、動作確認や外観のキズなど細かな部分まで念入りにチェックしたうえで査定してくれます。数多くの実績を積んだベテランスタッフが査定結果や買取についての疑問に答えてくれるため、初めて買取を利用する方も安心できますよ。

指定口座に入金

査定金額に納得した場合、連絡をしてから3日ほどで指定口座に振り込んでもらえます。お店によっては最短当日に入金してくれるところも♪

取引確定後の変更は受け付けてもらえないことが多いので注意が必要です。万が一買取を取りやめるのであれば、お店から査定額を提示された時にキャンセルしてください。

エアコン宅配買取の注意点

自宅にいながら不要になったエアコンを買い取ってもらえる宅配買取は、ひとり暮らしの方や家の近くに買取専門店がない方でも気軽に利用できる大変便利な買取方法です。エアコンをお店に送るだけで簡単に現金化できるため、手間暇がかからないのも魅力のひとつではないでしょうか。

しかし、破損や紛失のリスクが高かったり買取業者の顔が見えなかったりするなど、デメリットも多いのが事実です。これまでご紹介した買取方法の知識を活かし、信頼できる買取業者を探したうえで使わなくなったエアコンを賢く売却しましょう。