エアコンメーカーごとの特徴と買い替えるときのおすすめの方法

ざっくり言うと

  • 人気メーカー9社が手がけるエアコンを徹底比較
  • エアコンの買取額は製造から1年経つごとに下がるので、早めの決断がポイント
  • 将来的に買い替えを考えるのであれば、人気のメーカーや機種を選ぶとよい

エアコンの種類は1メーカーだけでも種類が多く、どれを選べばいいのか迷うのではないでしょうか。

また人気の機種を買っておくと買い替え時に少しでも安く購入することができるかもしれません。

各メーカーの特徴や機能について説明するとともに、買い替え時のおすすめの方法も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

エアコンメーカー別の特徴

家庭用エアコンで人気のメーカーは、ダイキン・日立・三菱電機・パナソニックといったところです。今あげたメーカーに限らず、さまざまなメーカーからも発売されているので、特徴や機能を比較したうえで、自分の生活や家に合ったエアコンを選びましょう。

今回紹介するメーカーは以下です。

  • ダイキン
  • 東芝
  • パナソニック
  • 日立
  • コロナ
  • 富士通
  • シャープ
  • 三菱電機
  • 三菱重工

詳しい内容を説明していきます。

ダイキン


引用元:ダイキン公式サイト

「うるるとさらら」という商品名をはじめ、利用者のさまざまなニーズに応えられるよう豊富なバリエーションでエアコンを販売しています。除湿ができるエアコンは今や当たり前のようにありますが、室内加湿ができるモデルも発売されています。

内部のカビを抑制したりフィルター自動掃除が搭載されていたりするなど機能も豊富です。また、壊れにくいといった声もあるようなので、自分に必要な機能と予算を考えながら選んでみてください。

東芝


引用元:東芝公式サイト

東芝のエアコンは、「大清快」という商品名で展開しています。どのメーカーよりも早く空気清浄機能を取り入れ、ほこりやカビをウイルスのほかPM2.5も除去します。最新のエアコンでは、風を感じにくくする「無風感冷房」という機能も備え、冷たい風によって体が冷えすぎないように工夫されています。

身体への負担も考えられているので、お子さんがいる方やエアコンによる冷え性に悩まれている方は検討してみてはいかがでしょうか。

パナソニック


引用元:パナソニック公式サイト

15年も前からフィルター自動掃除機能を搭載しているパナソニックのエアコン「エオリア」。最新機種ではフィルターを掃除するブラシも清潔に保たれ、除去したほこりは自動で屋外に排出されます。

また、空気中にイオンを発生させて花粉や菌、PM2.5などを抑制する「ナノイーX」は、脱臭効果もありお子さんやペットのいる家でも安心して利用できるのではないでしょうか。最新機種では無線LANにも対応し、スマホで操作も可能です。

日立


引用元:日立公式サイト

家庭用エアコンでは歴史のある日立「しろくまくん」は、オリジナル技術の「凍結洗浄」で室内機・室外機を清潔に保つことができます。他社の自動掃除機能とは違い、内部の熱交換器を凍結し、霜と一緒に油汚れやほこりなどをいっしょに取り除くため、ブラシよりもきれいになりやすいそうです。

ほかにもAIによって人の滞在時間や体感温度などを検知し、いつでも快適な部屋を維持してくれます。

コロナ


引用元:コロナ公式サイト

本体は日本製で新品でも比較的リーズナブルな価格で手に入れることができます。最新機種では、フィルター自動掃除機能がついているものもあるため、お手入れが簡単になっています。

そのほか、人を感知しないときは節電モードや3時間以上在室していない場合は自動オフになるといった機能もあって便利です。多くの機能は搭載していませんが、操作がシンプルなところも特徴です。

富士通ゼネラル


引用元:富士通ゼネラル公式サイト

富士通ゼネラルのエアコンと言えば、「ノクリア」シリーズをCMなどで見かけるのではないでしょうか。最新機種は他社と比べ斬新なデザインで、ハイブリット気流という温度の違う2種類の風でムラなく快適に過ごせる部屋になるよう工夫されています。

AIを搭載しているモデルでは、クラウドのAIとも連携し機能のアップデートや追加も可能で、常に快適に使用できるようになっています。

シャープ


引用元:シャープ公式サイト

空気清浄機能の「プラズマクラスター」をエアコンにも搭載したモデルを多く発売しています。自然界と同様のプラスとマイナスのイオンを空気中に放出し、カビやにおいのもとになる菌や浮遊しているウイルスの作用を抑制することができます。

最新機種では、スマホの操作にも対応し、外出先からエアコンを付けて涼しい部屋に帰宅するといったことも可能です。

三菱電機


引用元:三菱電機公式サイト

「霧ヶ峰」で知られている三菱電機のエアコンは、3年連続省エネ大賞を受賞するなど商品開発としての実績も多く、歴史も長いです。特に「ムーブアイ」という赤外線センサー機能で人のいる場所のほか、体感温度も検知して快適な空間にしてくれます。

リビングが広い家や人の出入りが多いところでは、その機能を十分に発揮できるのではないでしょうか。最新機種では、サーモグラフィで家族の体温変化を画像で見て室温を調整することも可能です。

三菱重工


引用元:三菱重工公式サイト

三菱電機とは別会社となりますが、三菱重工も家庭用エアコンの歴史は長く「ビーバーエアコン」の名で知られています。三菱重工のジェット機の開発技術を活かした「JET運転」機能は、冷房時は風が天井から広範囲に行き届きます。

お風呂上がりのときにも一気に冷やしてくれることでしょう。それでいて省エネを実現しているので、お財布にもやさしいエアコンとなっているようです。

エアコンを買い替えのときにお得な方法は?

エアコンの購入方法は、何も量販店で新品を買うだけとは限りません。古いエアコンはどうしますか?多くの方は、購入先で取外し処分を依頼されるかと思います。

しかし、古いエアコンも実は価値があり、買い取ってもらえる可能性があります。

数年たったエアコンにも価値がある

下記はエアコンの買取を依頼したときのおおよその価格です。

畳数/経年 1年前 3年前 5年前
6畳 ¥12,000 ¥10,000 ¥7,000
10畳 ¥14,000 ¥12,000 ¥7,000
14畳 ¥20,000 ¥14,000 ¥7,000

ほかにもメーカーや付属品の有無、状態で価値は変動します。このほかに、取外し費用などがかかる場合もあるので、注意が必要です。使用年数が長ければ価値は下がっていくのですが、少しでも買い取ってもらって次の購入費にあてることができるのなら買取査定をお願いしても損はないでしょう。
また買取業者によっては、5年以上たったエアコンも買い取ってくれることがあるのであきらめずに相談してみてはいかがでしょうか。

中古も視野に入れてみる

エアコンのモデルは毎年新しいものが出てきます。しかし、値段もそこそこするため毎回買い替えるわけにもいかないです。
もし、新機能や年式にこだわらないのであれば中古エアコンも検討してみてはいかがでしょうか。新品と比べて価格はお手頃なものも多く、ていねいに清掃もされているので安心して利用できます。

販売業者によって、清掃工程を公開しているところもあるので、確認してみてください。同時にエアコンの買取をおこなっている業者もあるので、いっしょに相談してみるのもよいかもしれません。

まとめ

メーカーごとにエアコンの機能はそれぞれ違うので、もしこだわりがあれば「ここだけは妥協したくない」といったところを考えて選ぶのがいいでしょう。

また、エアコンを買い取ってくれる業者があることもお伝えしましたが、将来的に買い替えを考えるのでしたら新品で購入する際も人気のメーカーや機種などを考慮してみてください。買い替えのときに思わぬ価格で買い取ってもらえるかもしれません。

徹底調査!人気業者の
買取価格比較表

エアコン買取専門エアコン買取王大手リサイクル店トレジャーファクトリー地域リサイクル店リークラブ
28,000円11,500円5,000円
4台買取
(全て買取)
2台買取
(2台不可)
不明
(4台引取)
13年落OK5年落ちまで不明
公式サイト公式サイト公式サイト