Q.エアコンの寿命はどれくらいですか?
A.およそ10年が目途となります
総務省統計局によると、エアコンの平均使用年数は2人以上の世帯で13.5年、単身世帯では13.6年だそうです。そのうち6割以上が「エアコンの故障による買い替え」という結果も出ています。平均使用年数が13年にもかかわらず、どうしてエアコンの寿命は10年が目安なのでしょうか。
エアコンには標準使用期間があり、この期間を過ぎると経年劣化による故障や発火、ケガなど、故障リスクが高くなるといわれています。そのため、エアコンの寿命は10年に設定されているのです。標準使用期間や製造年を明記したシールが室内機の下に貼られているので、購入してどのくらい経過しているかを知るためにも一度ご自身の目で確かめてください。また、補修用性能部品の最低保有年数は9年~10年です。最低保有期間が終了すると修理に応じてもらえなくなるため、この期間にエアコンが故障した場合は買い替えが必要になります。
買い替えか修理で迷うなら、電気代を判断材料にするのもひとつの方法です。最近のエアコンは省エネ性能が高く、エアコンを買い替えるだけで電気代を節約・節電できます。この他、エアコンからの異音や冷暖房が効かないなど、「エアコンの調子がいつもと違う」と感じた時も買い替えのタイミング。エアコンの異常は寿命が近づいているサインなので、思い切って買い替えましょう。
エアコンの買い替えを検討するのであれば、処分するよりも買取の方が断然お得♪エアコン買取専門店のなかには故障したエアコンや古いエアコンの買取に応じてくれるところもあります。家計にやさしいお買い物で日本の夏を乗り切りましょう!